民主平統、東京と愛知でセミナー開催

北韓対南政策転換後の統一について
日付: 2025年04月30日 11時51分

 民主平和統一諮問会議は23~25日、都内で「2025年グローバル戦略特別委員会東京カンファレンス」を開催した。2日目の24日には「韓半島統一のための連帯構築法案」をテーマにしたセミナー・企画討論会などが行われ、約150人が参加した。ジン・アンスングローバル戦略特別委員長の開会辞で幕を開け、孫栄泰日本副議長=写真、金壮炫駐日政務公使、金利中民団中央団長、陸鍾文日本東部協議会会長の祝辞と続き、韓国漢拏大学のキム・デジン教授、神戸大学の木村乾教授の講演が行われた。その後、日本、中国、マレーシア、メキシコの在外同胞代表がそれぞれの意見を発表した。

 ■平統中部協議会セミナーに120人

民主平和統一諮問会議日本中部協議会は愛知韓国人会館で19日、「韓半島平和統一と同胞社会の役割」と題するセミナーを開催。講師を駐名古屋大韓民国総領事館の金星秀総領事が務めた。会場には関係者約120人が集まった。金総領事は講演の中で、現在の青年交流のない南北同胞の民族の運命を慨嘆し、なぜ韓民族にとって統一が必要であるのかという点を訴えた。2023年末の北韓当局による対南政策転換などの現在の環境下で、「なぜ統一が必要であるのか。まず、それを私たちが認識するところが課題だ」とした。

 


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