釜山教育監選挙も不正選挙

選挙改革ない大統領選挙は無意味
日付: 2025年04月08日 10時40分

 憲法裁判所の尹錫悦大統領弾劾審判の宣告を控えた先週の2日、全国単位で行われた再補欠選挙で野党候補が大挙当選し、不正選挙がまた再現されたという憂慮が高まっている。
特に注目を集めたのは、公職選挙法違反が確定して職を喪失した河潤秀釜山市教育監の残余任期の1年2カ月を在職する釜山市教育監選挙だった。この選挙で左派候補の金錫俊元釜山教育監が当選した。金候補は2018年、教育監在職中、国家保安法違反で解職された全教組教師4人を特別採用した容疑で裁判を受けている。全教組教師などを特別採用した容疑で昨年8月、大法院で有罪が確定、職を喪失した曺喜ヨン元ソウル教育監事件に似て、金教育監が就任すれば「教育監の司法リスク」があるにも関わらず当選した。
金教育監が、非左派陣営の鄭勝允候補(釜山大ロースクール教授)と崔閏洪候補(釜山教育監権限代行)を破ったのは、非左派陣営が分裂したこともあるが、明確に事前投票操作による不正選挙だった。
投票率は22・76%と低調。そして43万人が参加した当日投票では右派の鄭候補が1万余の票差(51・6%対48・4%)で勝利したのに、15万人余りが投票した事前投票では左派の金候補が8万余票の大差(77・9%対22・9%)で圧勝、統計学的にあり得ない。事前投票保管箱監視CCTVでも多数の異常が確認された。


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