日韓親善協会 都内で「新年賀詞交歓会」開催

「大阪万博」友好イベントへ参加呼びかけ
日付: 2025年02月04日 12時07分

 日韓親善協会中央会は1月29日、都内で新年賀詞交歓会を開き、110人が参加した。
主催者を代表して河村建夫会長が、「日韓関係をよくするため、草の根運動を展開している。今年は日韓国交正常化60周年を迎える年であり、親善の機運をさらに高めたい。尹錫悦大統領と岸田文雄前首相が築いた良好な関係を止めてはならない。当会としても、引き続き努力する」とし、4月に開幕する大阪万国博覧会に合わせて開催する、5月12日の「日韓友好親善の集い・大阪大会」への参加を呼び掛けた。
来賓の韓日親善協会中央会の沈允肇理事長は、現在の韓国国内の政治状況に言及しつつ、「韓日両国は経済や安全保障などで利害が一致している。今後も関係改善の道を歩んでいくだろう」と述べた。
駐日本韓国大使館の朴喆煕特命全権大使は「韓国政府の日本、米国に対する政策は変わらない。韓日米協力は必然だ。今年は韓日国交正常化60周年の歴史的な年であり、大使として韓日関係発展のために全力を尽くす。今年は両国の親善協会とともに中高生交流を進めていきたい」と祝辞を述べた。
その他、日韓議員連盟の大西健介運営委員長らがあいさつした。
また、2023年の青少年訪韓団に参加し、24年の韓国青少年訪日団を迎えた高校生が、スライドを使い活動報告を行った。

賀詞交歓会であいさつする河村建夫・日韓親善協会中央会会長

 


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