韓国では、旧正月の1月1日をソルラルといい、家族や親戚が集まり、茶礼を行い、トックク(雑煮)を食べ、ユンノリなどの伝統遊びを楽しんだりして、新しい年の始まりを盛大に祝う。
今年のソルラルは1月29日だが、大阪韓国文化院はソルラルに先立つ25日、同所で、ソルラル記念イベントを開催した。
トックマンドゥグク(韓国式餃子入り雑煮)作り、韓紙工芸、絵本からみるソルラル(参加者ブックトーク)、ミニ国楽コンサート、韓服体験など韓国文化を直接体験できるイベントだ。
トックマンドゥグク作りや韓紙工芸、絵本からみるソルラルには、午前・午後の教室合わせてそれぞれ30人ほどが参加。韓紙工芸では、花靴と福巾着作りを体験、絵本からみるソルラルでは、翻訳家で韓国絵本ナビゲーターの渡辺奈緒子さんを講師に、ソルラルに関するブックトークを行った。また韓服の体験コースも行われた。
ミニ国楽コンサートには100人が参加し、太平舞、晋州剣舞などの伝統舞踊やカヤグム演奏、民謡公演を楽しんだ。出演者は、韓国国家無形遺産の元京愛、金姫玉、呂英華の各氏であった。(大阪=韓登)
25日、大阪韓国文化院ではソルラルのイベント各種を開催