(写真中央)キムチ作りを教える梁美榮・在日本千葉韓国人連合会会長。昨年12月7・8の2日間にかけて開催された「第3回キムジャン祭り」には、江戸川区の会場に370人が来場した
千葉韓国人連合会は年に一度の恒例行事として、12月にキムジャンを行っている。
昨年12月7・8の両日、東京都江戸川区の会場に約370人が集い実施された。江戸川区町会自治会連絡協議会(関口孟利会長)から、「江戸川区で地域交流を進めてくれてありがたい」と感謝を伝えられるほど盛況となった。
また昨年12月15日、千葉韓人会は会員向けの会議と送年会を江戸川区で開催、約20人が参加した。今年1月9日に鴨川市内のホテルで開催予定の「第3代会長就任式・新年会」に関する事務連絡の後、会員同士の歓談や、誕生日を迎えた会員を祝う企画などで楽しい一時を過ごした。
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千葉県印旛郡の酒々井町に拠点を置く青春ファクトリー(房宰賢代表)は昨年10月に開業、翌月には静岡県熱海市で一般社団法人「日本韓食振興協会」(崔光礎会長)が開催した「日韓グルメフェア」の第8回キムチグランプリで金賞に輝いた。
房代表は、販路拡大のためにオンラインでのアピールを考えていたが「たまたまエントリーしたオフラインのグルメ大会で受賞がかなう幸運な機会に恵まれたが、これから先は厳しい商戦を勝ち抜いていかなければならないだろう。機会をくれた崔光礎会長には本当に感謝している」と謝意を述べた。
グルメフェアの後、近隣の大型ショッピングモール付近で開催するマルシェへの出店など、販売促進を行っているほか、オンライン戦略への移行を着実に進めているという。
千葉県でもキムチブームが起きており、これを商機にさらなるビジネス拡大につながっていくことを期待している。
キムチの美味しさのカギを握る、大量のコチュカルが並ぶ青春ファクトリーの棚