地域と共生し韓日の懸け橋に

在日本大韓民国婦人会中央本部会長 劉代永
日付: 2024年12月27日 09時03分

 在日本大韓民国婦人会会員の皆さま、明けましておめでとうございます。
昨年は能登半島地震という大変な年明けでしたが、パリ五輪では在日3世の柔道家・許海実選手の銀メダル獲得、夏の甲子園大会での京都国際高校の初優勝、そして小説家・韓江氏のアジア人女性初のノーベル文学賞受賞など、これらのニュースは在日社会に大きな喜びと次世代へ夢と希望を与えてくれました。
昨年は婦人会中央本部創立75周年を記念し10月15日、品川プリンスホテルにおいて全国の会員が一堂に会し盛大に開催することが出来ました。これもひとえに会員皆さまのご支援ご協力の賜ものと心より感謝申し上げます。これを機に90年100年と更に飛躍し、次世代に繋がるよう一層の努力を致す所存でございます。
今年は韓日国交正常化60周年を迎えます。現在、本国は政情不安で混乱していますが一日も早く安定し各団体が計画している諸事業が予定通り行えることを祈ります。
婦人会はいつの時代も民団と共に地域社会と共生共存し、韓日友好親善促進のための懸け橋となりましょう。
今年の干支「乙巳(きのとみ)」は努力を重ね、物事を安定させていく年です。本年が皆さまにとって幸多い年でありますよう、お祈り申し上げます。


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