横浜市内の会場で16日、民団中央本部主催、青年会神奈川県本部協力、在外同胞庁後援で「韓服体験会~チョゴリを着る・韓国を纏う」を開催。会場には青年会神奈川会員をはじめ神奈川県在住の団員家族や、中高生など40人が集まった。うち26人が女性、14人が男性だった。
韓服レンタルスタジオ「OMOIDE」のデザイナーである李香順さんが講師を務め、韓服の歴史や韓服用語の説明、着用方法のレクチャーを受けた。
参加者たちは、一緒に参加した友人や家族間で撮影を楽しみ、親睦を深めた。実際に参加した人の中からは、「韓服のアイテム一つひとつの名称を知ることができ、学びの多い時間になった」「時代やそのときの流行りに沿って、韓服もアレンジされ変わっていったと知ることができた。どの形どのデザインの韓服も、全て私たちの”韓服”であるということが印象に残った」などの感想が聞かれた。
普段なかなか着る機会のない韓服を、家族そろって着ることができ、今回が初めての体験だという男子高校生もいた。イベントには若者だけではなく多様な参加者が集まり、韓国の文化を肌で感じてもらえる貴重な機会となった。
韓服を着飾った参加者たち(在日本大韓民国民団中央本部文教局提供)