10月18・19日、アメ横商店街連合会(星野勲会長)の関係者5人が訪韓し、ソウル市内の韓国市場を視察した。
今回の旅程は昨年5月、アメ横商店街連合会と広蔵市場商人総連合会(追貴性会長)の間で結ばれた姉妹提携に基づき実現した。
今年6月、韓国の商人総連合会関係者らがアメ横商店街を表敬訪問した返礼として、アメ横商店街連合会関係者らが韓国市場を視察する目的で企画された。
1日目は仁憲市場、広蔵市場、中部乾魚物市場、ソウル中央市場を視察。
2日目は梨泰院、東大門を巡り、再び中部乾魚物市場を訪れてから、大学路に立ち寄り、その後、金浦空港へ向かい帰国の途についた。
全ての行程に参加した在日韓国人3世の高山政弘・アメ横商店街連合会副会長は、「どこの市場を訪れても関係者が案内役として来てくれて、常に10人ほどの集団となり各地を巡った。最後に訪れた中部市場では、追会長が直接案内してくれた」とし、韓国の市場関係者から歓待を受けたことを明かした。
また、「地元の市場でお金を使うことには深い意義がある。商店が活気づくことで地域も元気になり、日頃の感謝や恩返しを直接的に伝えることが出来る。今回はそのようなことを自分の母国で、地域の仲間たちと共に巡りながら実感することが出来た。追会長をはじめとする韓国市場の皆さんに感謝している」と話した。
梨泰院の市場での視察風景(アメ横商店街連合会提供)