尹大統領は7日、国民に対して金建希夫人問題などについて説明、謝罪した。李在明「共に民主党」代表の選挙法違反1審宣告(15日)を控え政局が緊張した中、各種犯罪で裁判を受ける李在明ではなく、尹大統領が国民に謝罪したのだ。
李在明は妻(金惠京)も14日、選挙法違反1審宣告がある。野党が李在明代表夫婦の宣告を控えながら圧倒的議席を持つ国会を飛び出て街宣闘争に出るのはあり得ない非常識な行動だ。李在明は動員令を下したが勢いも見られず絶望的だ。
一方、尹大統領をこの窮地に追い込んだ決定的役割を果たしたのは与党代表の韓東勳だ。
李在明は15日と25日に予定された公職選挙法違反事件と偽証教唆事件の1審宣告を控えて無罪を訴えている。国民の力側は「無罪だと思ったら裁判の生中継を要請せよ」と迫っている。
与党・国民の力と右派では、自党と尹大統領を窮地に追い込む韓東勳に対する怒りが沸いている。国民の力所属の「市・道知事協議会」(市・道知事12人)から韓東勳責任論が提起(3日)された。洪準杓大邱市長は、韓東勳は尹錫悦政権の誕生に寄与したことがないと指摘した。与党は事実上分裂、韓東勳側が孤立している状況だ。