9月27・28日の2日間にわたり、大阪金剛インターナショナル中高等学校で文化祭を開催。学生たちは夏休み中から舞台の構成を練って、文化祭を成功させるために努めてきた。
1日目は、各クラスによるミニゲームと部活動の演舞が行われた。ミニゲームでは、お化け屋敷やストラックアウトなど各クラスが入念に準備した催し物が行われた。また、部活動発表では、テコンドー・韓国舞踊・サムルノリ・KPOPダンスなどのほか、軽音部がそれぞれの演舞や演奏で舞台を盛り上げた。
2日目は、午前に舞台発表、午後に後夜祭を行った。約2週間の準備期間から舞台発表の練習を繰り返し、互いのイメージをすり合わせ、ときにぶつかり合いながらも素晴らしい舞台を作り上げた。
崔潤理事長は「中高生だけで考えたとは思えないほどの素晴らしいアイデアがたくさんあった。自分たちで考えたものを多くの人に見てもらい、その成果を認めてもらうという経験は社会でも同じ。この大きな学びの機会を大切にしてほしい」と学生たちを労った。
5日、同校でオープンスクールを実施。今回は「クラブ鑑賞型」のオープンスクール。さまざまな部活動の中でもイベントなどで活躍している韓国舞踊部・サムルノリ部・テコンドー部・ダンス部・軽音部の学生たちが会場を盛り上げた。
テコンドー部とサムルノリ部のコラボ演舞が会場の目を引いた。サムルノリ部の太鼓を叩くリズムに合わせテコンドー部の生徒たちが板割を披露した。サムルノリ部の演奏が激しくなるにつれてテコンドー部の演舞も難易度の高いものへと移っていき、圧巻のパフォーマンスで参加者たちを魅了した。
大阪金剛インターナショナル校は、日本と韓国の両方から認可を受けた学校であり、韓国語・英語・日本語の三つの言語が飛び交う学校として発展した。
人気を博したコラボ演舞(大阪金剛インターナショナル中高等学校提供)