主催者あいさつする朴喆煕・駐日韓国大使館特命全権大使
2日、韓国の開天節(神話に基づく古朝鮮の建国記念日)と国軍の日を記念するレセプションを都内のホテルで開催。各国の大使館関係者や軍関係者ら数百人が集まる中、着任して間もない朴喆熙・駐日韓国大使が主催者あいさつを行った。
朴大使は、韓国の尹錫悦大統領と岸田文雄前首相が12回のシャトル外交を行い首脳間だけでない政府間交流も復活させた点を強調。「韓日関係は長く暗いトンネルを抜け、肯定的なものへと変じた」と話した。また、今年1年間での両国の往来者数が1000万人超を見込んでいる点や、5月から本格化したスタートアップ事業にも言及。来年の韓日国交正常化60周年を控え、在日同胞がこれまで果たしてきた役割の大きさについて改めて語る場面があった。
朴大使に続いて、中谷元・防衛大臣、石井啓一・公明党代表、柘植芳文・外務副大臣が祝辞を述べた。また、乾杯辞を武田良太・日韓議員連盟幹事長が述べ、会場は懇親会へと進んだ。
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1日、駐横浜大韓民国総領事館(金玉彩総領事)主催の記念レセプションが横浜市内のホテルで開催。韓国と日本を代表する政界、経済界、文化界から約350人が出席した。同レセプションは国慶日とともに横浜総領事館の昇格50周年を記念して行われた。
韓国と横浜総領事館の歴史を収めたビデオ上映で幕を開け、多方面の来賓が挨拶。文化公演など韓日の伝統と文化を共に楽しむ時間も設けられた。
主催者あいさつする駐横浜大韓民国総領事館・金玉彩総領事