「第4回東アジア平和フォーラム」が9月29日、都内で開かれ、韓国、日本、台湾から約100人が参加した。同フォーラムは台湾の呂秀蓮元副総統が2018年に設立。韓国、日本、台湾が相互に協力して発展することを目指している。
開会辞で呂元副総統は「台湾、韓国、日本は、自由と人権を重視する同じ理念を持つ東アジアの国・地域だ。協力しあい、ウインウインの関係を築きたい」とあいさつした。
韓国国会元副議長の李柱榮氏は講演で、韓国と北韓との対立の歴史を振り返り、「韓国独自の核武装論も、以前より国内での支持が高くなっている。世界中で北韓の実情を正確に把握してほしい」と述べた=写真。
同フォーラムは18年3月に台北で第1回を開催。同年11月にソウルで第2回、19年8月に台北で第3回と続いた。その後、コロナ禍による中断を経て、今回、日本で第4回が開催された。