18日、千葉市のホテルで徳山晃弘・丸徳興業取締役会長の「お別れの会」を開催。関係者400人が会場を訪れた。
徳山会長の韓国名は朴昇浩。慶尚南道咸陽郡柳林面に生まれる。千葉市に拠点を置く丸徳興業のビジネスの傍ら、千葉県地方本部を中心とする在日本大韓民国民団との関わりも深かった。
韓国の歴代大統領とも交流があり、盧武鉉大統領時代の2005年12月、韓国政府から国民勲章「冬栢章」を授与された。今年6月15日に93歳で永眠した。
お別れの会には丸徳興業の関係者だけでなく、政界関係者も多く参列した。
徳山東見・丸徳興業代表取締役社長は式辞の中で、会長に先立ち自身が入院して身動きの取れない中での別れになってしまったことが心残りだと述べた。また、「父は頑固で厳しい性格の中に、ときどき優しさを持っていた。家族の大切さをよく知り、人間関係を大事にして仕事に熱心だった父は、今も近くにいる気がします。皆さまには引き続きのご愛顧をよろしくお願い致します」と参加者に感謝した。
続いて、会長と親交の深かった臼井日出男・元法務大臣、髙木清・公認会計士、中井正司・丸徳興業専務取締役の3人が弔辞を述べた。
最後に、お別れの会の委員長を務めた徳山優汰・丸徳興業代表取締役が代表謝辞を述べ、参加者全員による献花の後、懇親会の場へと移った。
お別れの会の委員長を務めた徳山優汰・丸徳興業代表取締役は参加者に謝辞を述べた