14日、オンラインで「日韓みらいファクトリーフォーラム2024」(筑波大学が学生主体で行う韓日青少年対話型交流事業)の活動報告会を開催。先月19~22日の間に101人の韓日学生を集め対面で行われた合宿期間中、参加者らがチームごとに取り組んださまざまな活動について、具体的な報告がなされた。報告会では、優秀賞・MVT賞受賞チームによるプレゼン発表、対面合宿での共有ミッション「HACK TOKYO」で優秀な成果を収めたチームによる発表、質疑応答を行った。
韓日にゆかりの深い東京の所定の地域で、「KFOODを味わう」「JGOODSをゲットする」などのミッションをこなし、SNSなどにアップするという”参加型”のイベントを行った「HACK TOKYO」。好成績を収めた参加者からは、チームとして足並みをそろえること、韓日両語や英語を駆使して意思疎通する点が重要だったという意見が多かった。
優秀賞を受賞したチーム9は「外国人労働者に希望を」と題し、韓日が共有する今日の社会問題について議論を深めた。アプリを使用して就労管理を徹底すべきという若者らしい提案を行った。また、MVT賞も受賞した同チームは、自分たちが受賞できた背景について「年齢も性別も使用言語もバラバラだったがゆえに、一人一人の発表を全員が真剣に聞いていた。相手の言語を自分の学習度で理解して、問い掛けようとする姿勢が全員にあった」と話した。
最近の韓日青少年交流の現場では、参加者同士で対話や交流を深めることができる機会が求められている。今後の進展に大きな期待が寄せられている。
合宿中、駐日韓国文化院での集合写真