東京韓国学校(韓相美校長)は7日、「第10回日本青少年夢発表祭」を開催。発表を行った学生とその保護者、審査員を務めた関係者など、約100人が会場に集まった。
「私の夢国際財団」(本部米国、孫昌賢理事長)は世界30カ国に支部を置き、在外同胞学生らの夢の実現を支援する団体。発表会と祭りの場を兼ねた”発表祭”として例年開催している。今回は米国から孫昌賢理事長も参加し、主催者あいさつを対面で行った。
今回の発表祭には予選を勝ち抜いた15人の学生が参加(各地の在日同胞学生らの予選への参加は54人)。1~3位に選ばれた学生には、大学4年間分の奨学金を財団が支給する正規奨学生に選定されるための申請資格が与えられる。
1位に輝いた高校2年生のキム・イェスルさんは大阪から参加。「文化を通じて世界と疎通する良き友だち」と題した発表で多くの共感を呼んだ。2位にはキム・アギョルさん、3位にはキム・イェウンさんとハン・シンさんの2人が選ばれた。本戦に進んだ11人の参加者は全員が奨励賞を授与された。
来年の発表祭は、神戸で開催される予定。多くの在日同胞学生らが参加できるよう配慮したいとの主催者側の見解が述べられた。
表彰式のもよう。各地から参加した在日同胞学生15人が受賞