パチンコ店を運営するダイナムはCO2排出量削減に向けた取り組みの一環として、店舗への太陽光発電設備の設置を推進している。9月末までに41店舗に導入する。
同社は地球環境問題に起因する気候変動、資源再利用や天然資源の消費抑制などを人類共通の課題と捉え、事業を通じて環境負荷低減を目指している。とくに店舗の電力使用については重要と捉え、総電力消費量を開示するとともに、全国に展開する394店舗で、前年の電力使用量を上回らないことを目標に掲げている。
太陽光発電設備は、各店舗の屋根に設置して自家発電し、遊技機や店内空調機の稼働電源などに使用する。
すでに1月に先行導入した茨城稲敷店では月平均1万6000~2万キロワットを発電し、5月には最大で店舗消費電力の約25~30%をまかなった。1店舗当たりのCO2排出削減量は年間8万5776キロを見込んでいる。
今年1月から先行して太陽光発電を開始した茨城稲敷店の店舗屋根