平沢で元心昌義士追悼式

鄭市長「顕彰に最善を尽くす」
日付: 2024年07月09日 11時27分

 統一運動家かつ独立運動家である元心昌義士の第53回追悼式が4日、京畿道平沢市の彭城国際交流センターで開かれた。
元心昌義士(1906年12月1日~71年7月4日)を顕彰し、同氏が展開した独立運動と、統一に捧げた精神を継承・発展させることを目的に行われた行事だ。
鄭長善・平沢市長は「祖国の独立と平和統一のために生涯を捧げた元心昌義士に対し、64万人の平沢市民と共に敬意を表する。義士の崇高な自己犠牲の精神が広く知られるよう顕彰事業を推進し、叙勲等級の引き上げに最善を尽くす」と述べた。
姜貞求・平沢市議会議長も「元心昌記念館の開館を機に、氏の崇高な志が広く伝えられ、その功績が正当な形で反映されるように努める」と述べた。
この日の追悼式は、元心昌義士記念事業会が主催し、平沢市と統一日報、原州元氏大宗会などおよそ20の団体が後援した。追悼式には、平沢市民と市長、市議会議員ら、報勲団体関係者、遺族と原州元氏宗中会員など、およそ300人が参列した。
(平沢=李民晧)

4日、平沢で開催された第53回元心昌義士追悼式


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