「5・18精神」憲法明記に反対

北の介入は歴史的事実
日付: 2024年07月09日 11時20分

 尹大統領弾劾を押し付けている李在明党が、現国会での最優先課題が、改憲の際、前文にいわゆる「5・18精神」を入れる問題だ。先週、金泳三政権の権寧海元安企部長は、在職中に北側の5・18事態に特殊部隊派遣を確認したとのスカイデイリー報道の追加インタビュー(8日付)を通じ、自分の考えを明らかにした。
権元部長は「光州5・18は、純粋な民主化運動の側面があるため、その価値が貶されてはならない」と言いながらも、「光州5・18」を憲法前文に入れようとする政治的動きに反対した。「今、憲法前文には3・1運動と上海臨時政府、4・19まで入っている。この状況で、私は5・18問題を憲法前文に入れたことに反対だ。それは政治的手練であり得る」と述べた。
権部長は5・18に、北側の介入説などは情報機関出身としては常識的判断だとし、「長く軍生活をした人としての直感もある。民主化運動をする市民たちが光州事態の当時、20師団指揮部の車両を攻撃し、軍需品を作る亜細亜自動車工場を襲撃するだろうか。彼らは純粋な光州市民ではなかった。また、武器庫40カ所を同時に襲撃したこともそうで、左翼事犯のある光州刑務所を襲ったことなどを見れば当時見えない何かがあったと見るべきだ」
一方、金景梓元自由総連盟総裁も、金大中大統領の密使として平壌を訪問(1999年12月)したとき目撃したことを証言(昨年5月10日)した。当時、労働党幹部の案内で「愛国烈士陵」を訪問したとき、正門から左コーナーに造成された「光州5・18北韓特殊工作員墓」に案内され、北韓軍の仮墓と10ほどの墓碑を目撃したと証言した。


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