◆愛知13人会が原爆慰霊碑を参拝
【広島】民団愛知管轄の13支部の支団長で構成する「愛知13人会」は5月11、12日、広島平和公園内の韓国人原爆犠牲者慰霊碑を参拝した。昨年11月から企画していた。初日は支団長や事務部長ら13人全員が慰霊碑前で黙とうを捧げ献花した。参拝後は民団広島を訪れ、「平和学習会」として韓国原爆被害者対策特別委員会の権俊五委員長から、原爆被害について講義を受けた。
「愛知13人会」は2022年、民団愛知の新執行部発足とともに各支部間の意見交換がスムーズになることを目的として結成された。
◆20カ所目の生活相談センター開設
【奈良】民団奈良は団員の生活に密着した問題に対応するため、5月27日、全国の地方センターとして20カ所目となる「みんだん生活相談センターなら」を開設した。
みんだん生活相談センターの金昭夫所長は「同胞の生活に直結する切実な問題に適切に対処するため、2007年に中央に開設した。弁護士、税理士、司法書士など43人の専門相談員が在籍している」と述べ、「奈良は同胞数が3300人と少なく、同胞同士の集まりが難しいが、生活相談センターの役割は重要だ。同胞の拠り所となり、着実に実績を重ねてくれることを願う」と期待を寄せた。