米国は大統領選挙(11月)を前に、国際秩序再編を宣言したロ・中の挑戦に対応する安保論議が熱い。国際秩序再編は、特に中東とアフリカを舞台に激突している。中国は、米国の一極体制の崩壊を追求、米国は対中戦争を準備している。
尹錫悦政権の努力で第9回韓日中「首脳会談」(5月26・27日)が4年5カ月ぶりにソウルで開かれた。三国は自分たちの立場だけを主張した。
UAEの大統領が尹大統領の国賓招請で5月28・29日訪韓し、CEPA(包括的経済同伴者協定)を締結した。両国は原発輸出(2009年)や軍事訓練協力団派遣(11年)を契機に特別な関係に発展してきた。中東の代表的親米国家のUAEの大統領は訪韓後、習近平国家主席の招待で訪中、両国間協力の深化を協議、軍事分野の協力拡大に合意した。小国も動的な外交を行っているのに、韓国外交は欧米によって閉ざされている。(関連記事2面)