先月24~26日、東京ビッグサイトでRX Japan主催の「第33回Japan IT week春」を開催。国内外から900社が出展し、最新のIT(情報技術)関連商品を訴求、活発な商談が行われた。
海外企業のブースの中で、韓国パビリオンは二つのホールに計24社が出展。ほかのパビリオンは、出展者数の多い順でベトナム・インド・ポーランド・パキスタン・バングラデシュなど。
韓国パビリオンでは8社が「IT運用管理&データセンターEXPO」に、16社が「AI・業務自動化展」に、それぞれブースを構えた。AI(人工知能)時代にIT企業が生き残っていくために必要不可欠なさまざまな商品を披露した。
KICTA(韓国)パビリオン内に出展したdeepmediが開発した「遠隔健康モニタリングソリューション」は、多くの商品の中でも特に注目を集めていた。
血流を測定するためのカメラを搭載したパネルの前に立つだけで、心拍数や呼吸数、疲労度やストレスを数値化してくれるほか、食生活や運動面で改善すべきアドバイスもしてくれる。はじめに性別と身長・体重を入力するだけで、あとはカメラの前に立ち10秒ほど待つだけだ。
開発の主軸を担ったのは李光眞・deepmedi代表と、金敬泰・deepmedi JAPAN戦略取締役の2人という。金戦略取締役によると、現時点で対応している言語は韓日のほかは英語とベトナム語であるという。
一人当たりの使用料金は月々100円~、デバイス設置に別途料金もかかるが、多くの人が利用する公共施設などに設置・導入することで最大限のアドバンテージが得られるという。
deepmedi社の「遠隔健康モニタリングソリューション」開発スタッフたち