総選挙から2週間が過ぎたが、4年前と同様に不正選挙の証拠が噴出している。しかし、尹錫悦政権は一切反応を見せない。今回の総選挙も不正選挙なら最大の責任は尹大統領にある。尹大統領は、検察総長として4年前の「4・15不正選挙」を捜査せず、選挙公約だった公正選挙も大統領となった後に徹底的に無視、国民を裏切った。
尹大統領が督励した総投票者の46・7%を占めた今回の事前投票が、不正選挙の中心である証拠があふれる。不正の証拠に沈黙しながら、与党の惨敗を既成事実化する尹政権の無能・無責任に国民が呆れている。党員たちが自党に投票したのに、選管委が該当地域の得票数を0と発表した複数の選挙区を持つ自由統一党は、6地域の投票箱と投票紙保全申請を出した。
政局収拾人事で注目された尹大統領が22日、秘書室長に鄭鎭碩前国会副議長、政務首席に洪哲鎬元議員を任命した。危機感も責任感も羞恥心もない。尹大統領は今回の人事過程でこれまで隠してきた歴代左翼政権との密接な人脈が露出し国民を驚愕させた。メディアに取り上げられた人事案の中でも朝鮮日報が報道(17日)した朴映宣総理・楊正哲秘書室長の人事案は衝撃的だ。与野党共に反発したため尹大統領は後退した。
親中派で「4・15不正選挙の5賊」とされる楊正哲を秘書室長として考慮する尹大統領を見て、自由市民たち(右派)は、生存闘争をするしかなくなった。
異なる地方で投票したはずなのに同じプリンターで出力されたと見られる