「持続可能な成長」目指す

新韓金融 第23期定期株主総会
日付: 2024年04月02日 12時55分

株主総会終了後に開催された在日同胞株主の集い「ファースト倶楽部会員の夕べ」イベント=ソウル市中区のロッテホテル本店

「今年は『持続可能な成長』という命題に対して、切迫した覚悟を持って真剣に臨む所存だ。1982年、新韓銀行を創立した株主の方々も、新韓が革新と成長を続けながら末永く存続していくことを願ったはずだ」。
3月26日、新韓金融持株会社の晋玉童会長は第23期定期株主総会で上記のように語った。
新韓金融は昨年、当期純利益、総資産、ESGなどの主な経営指標で順調な成果を上げた。重点課題に掲げた「株主の価値向上」においても総株主還元率36%(目標30%)を達成し、1株当たりの配当金は2100ウォン、時価配当率4・9%で株主の期待に応えた。新韓金融は「今年もこうした株主還元政策を拡大していく」と明らかにした。
2024年度の戦略目標は「内部統制の強化」「顧客中心の経営」「株主価値の向上」だ。晋会長は「絶え間ない革新と挑戦を基に、『一流の新韓』というゴールに向かい切磋琢磨していく」と強調した。
株主総会終了後の同日夕方、ソウル市中区のロッテホテル本店で在日同胞株主の集い「ファースト倶楽部会員の夕べ」が行われた。会場には日本各地の同胞や新韓金融各社のCEOなど、およそ400人が集まった。(ソウル=李民晧)


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