青年会東京が定期大会

任期満了で新役員体制へ
日付: 2024年04月02日 12時39分

 韓国中央会館で3月24日、在日本大韓民国青年会東京地方本部が「第49回定期地方大会」を開催。昨年度の活動報告と今年度の活動方針案が議論されたほか、民団東京関係者も来賓として加わり、任期満了に伴う役員改選が行われた。関係者約70人が出席した。
鄭昌晃・青年会東京会長が2年の任期を終え、新たな会長に郭玹瑀・前青年会東京副会長が選出された。
鄭昌晃前会長は開会冒頭の報告の中で、青年会が何を目指した組織であるか、どのような取り組みを行っているかを改めて知ってもらいたいと強調。任期中に企画・発案に当たった夏季に例年開催されるオリニ事業への思いを、かつて子どもの頃自分が参加した経験を交えながら語った。また、コロナの影響で開催がかなわなかった本国への訪問事業に対して口惜しさをにじませた。青年会中央本部の李将浩・副会長から「開催できなかったのであれば、代替事業として別に力を入れた取り組みの紹介などがあるべき」との指摘を受け、鄭昌晃前会長は会を挙げて行った別の行事の開催意義や、青年会東京の役割を説明、「次世代のための取り組み」に力を入れてきたことを強調した。
任期満了に伴うあいさつの中で鄭昌晃前会長は、「幹部を目指そうとする人は、少しでも迷いがあるならやった方がいい。やってみなければ分からないことが挫折の数よりも多かった」とし、新会長に就任した郭玹瑀前副会長を激励した。
改選後の来賓あいさつの中で李壽源・民団東京団長や李正子・民団東京婦人会会長が新役員や会員に対して激励辞を述べたほか、歴代の会長を務めたOB・OGが祝福のメッセージを送った。

(右から)郭玹瑀・新会長、鄭昌晃・新代表監査、張有李・新監査


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