韓国企業の中国投資78%減

昨年、31年ぶりトップ5外に
日付: 2024年03月26日 12時03分

 企画財政部は15日、「2023年の海外直接投資額」を発表した。
それによると、昨年の韓国企業による海外への直接投資額は前年比22・2%減の633億8000万ドルで純投資額(持ち株の売却や清算などによる回収金額を除いた投資)も、20・6%減の514億3000万ドルだった。
投資が減少した要因は中国地域への投資が縮小したこと。直接投資額は、78・1%減の18億7000万ドルで、2002年(11億6000万ドル)以降で最低額となった。
韓国企業の国別海外直接投資額で、中国の順位は7位に下降したが、上位5カ国からはずれたのは、1992年以降となった。
一方、韓国企業の直接投資額が最も多かったのは米国市場で277億2000万ドル。次いでケイマン諸島が61億7000万ドル、ルクセンブルクが49億5000万ドル、カナダが36億ドルだった。
業種別に見ると、金融保険業が256億6000万ドルともっとも多く、不動産業が42億4000万ドル、鉱業が33億8000万ドル、卸・小売業が25億5000万ドルの順だった。


閉じる