両国舞踊家による友情の舞台
13日、都内の駐日韓国大使館韓国文化院ハンマダンホールで、「第6回国際二人舞フェスティバルin東京」が韓国文化院とデュオダンスフェスティバル(DDF)推進委員会の主催で7年ぶりに開かれた。300席の会場は満席となった。
韓国と日本の二人舞作品を披露する二人舞フェスティバルは2013年に始まり、今回が6回目の東京公演となる。5組の出演者と演目は次の通り。
はじめに登場したのは清永千智・石井桜両氏によるユニット〈EMICH〉で「まつり(MATSURI)」をテーマに創作的な日本舞踊を披露。伝統衣装をまとい華麗に舞った。
つぎに韓国伝統舞踊のチェ・ジンウク氏と、現代舞踊のイム・ジンホ氏の共演で、現代韓国舞踊「熟成」が披露された。
また小林萌・渡邊華蓮両氏の〈ODD FISH〉が「MELT MOON」をしなやかに披露。
続いて勝見嘉之・勝見智忠両氏が日本舞踊「連獅子」を舞い、親子の情愛と獅子の勇ましさを表現した。
最後にキム・ジウン氏(踊り)と、チョ・ジョングン氏(演奏)によって、太鼓舞が披露された。
公演は伝統芸能から現代舞踊まで、多彩な内容となった。韓日友好の広がりが感じられる盛り沢山の公演に上演後、観客から大きな拍手が送られていた。
出演者らはそれぞれ所属劇団での評価や受賞歴を持っている(駐日韓国文化院提供)