パチンコ店を中心に総合エンターテインメント事業を展開するマルハン北日本カンパニーは、仙台市を本拠地とした「マルハン北日本カンパニー硬式野球部」を発足させた。来年４月から公式戦へ参戦する。球団初代監督には、元東京ヤクルトスワローズ投手、元東北楽天ゴールデンイーグルス投手コーチの館山昌平氏が就任した。
選手は、本拠地近くのマルハン店舗の契約社員として雇用し、就労機会と充実した野球環境を提供する。引退後は正社員登用の機会も用意する。
野球部発足に伴い、現在はクラブハウスと室内練習場などの新施設建設の検討と併せて、積極的に採用活動を行っている。
来年にはチームメンバーを正式発表し、都市対抗野球、社会人野球日本選手権の出場を目指し、公式戦に向けて本格始動する。
館山氏は「２０２７年度には都市対抗か日本選手権でベスト４。その２年後にはいずれかの大会で優勝を目指すことを目標として掲げたい。仕事と野球の両立を実現させ、引退後の選手たちが、社会人としても大きく活躍できることを証明し、仙台を盛り上げる」と決意を語っている。
マルハン北日本カンパニーは「硬式野球部の活動を通じ、スポーツの持つ力で『夢を持って頑張る人々』を応援し、従業員の一体感を醸成して士気を高めていくとともに、地域社会に愛される企業を目指していく」としている。