新韓奨学財団(晋玉童理事長)は、今年度の奨学生100人を選抜したと明らかにした。(1)中学校3年生から4年間(2)大学入学後から卒業まで、最低4年から6年(医学部など)の間学費と学業補助費を支援するものだ。
このように、新韓奨学財団は経済的困難を抱えていながらも、成績優秀な中学生や大学生を選抜し奨学金を支給している。また、殉職した警察官や消防隊員、海洋警察官の子どもたちに向けても、奨学金の支給と共に自己啓発費の支援や職業スキルを向上させるためのプログラムを提供している。
2006年から23年までに支援した奨学生の人数はおよそ1万人で、金額ベースでは357億ウォンに達するなど、韓国の人材育成に貢献している。新韓奨学財団は今後、子ども3人以上の世帯に対する奨学生選抜比率を高め、ロースクールに在学している苦学生に向けた奨学事業も新設する計画だ。
晋玉童理事長は「優秀な学生が学費や生活費の心配をせず学業に専念し、未来をけん引する優秀な人材へと成長してもらいたい」と期待を述べた。
「金融」を通して社会の死角となる闇を照らしたい、という信念が奨学金による支援へと繋がっている。
(ソウル=李民晧)
新韓奨学財団の奨学生支援案内