在日大韓人厚生会が前身となった民間の非営利施設「更生保護法人善隣厚生会」（李秀夫理事長）は２月４日、東京都渋谷区の同敷地内で新春餅つき大会を開催した。
渋谷区に拠点を持つ大学生を中心とするボランティア団体「渋谷区ＢＢＳ会」と共催して毎年２月に実施している。今年で２２回目。
約３０キロのもち米をつき、あんこや黄な粉をまぶしたり、のりを巻いたりして近隣に振る舞った。
同厚生会は、前身となる在日大韓人厚生会を１９４８年に在日同胞有志が創設。矯正施設から出所した人の自立と円滑な社会復帰を支援している。現在、渋谷区保護司会からの全面的な信頼を得て、地域と良好な関係を築いている。