ロシア軍が、キーウ側が構築した最強の陣地で、ドンバスの民間人虐殺拠点だったアブデーフカを占領、西進している。ロシアの占領範囲がどこまでになるか注目される中、トランスニストリアがロシアとの合併を要請する。キーウに対するNATOの武器支援は限界に達した。米国などが支援した先端武器は戦場で無力に撃破された。ロシアは、拡戦を試みるNATOに対して核攻撃を示唆、牽制する。ウクライナを代理軍とした米英は、現実的な停戦方案を求めず、無意味な局面転換ばかりを模索している。西欧が国際社会から孤立する中、大多数のNATO諸国は米国の助けなしに自らを守らねばならない状況に困惑。国防費の負担をGDPの2%以上に拡大している。
米英はロシアとの停戦を模索せず、敗戦の不名誉を避けるのに必死だ。
フランスからは「ウクライナ派兵」という無責任な主張すら出ている。米上院がウクライナの「経済的再建と機会再建法(REPO)」を通そうとしている。この法案は大統領に、米国内に凍結されたロシアの国家資産を押収、ウクライナの再建に使用する権限を付与するといった内容のものだ。米国のこの暴走は、世界大戦の引き金を引くことにもなりえる。米国は、日本を封鎖して太平洋戦争を誘導した歴史がある。
ロシアは当然、米国とその同盟諸国に報復をするだろう。モスクワが押収できるロシア内の西欧資産は2880億ドルに達すると言われている。ロシアは制裁を受けながらも経済が成長しているが、ロシアを制裁したEUは経済的疲弊と社会的葛藤が深まるばかりだ。特にドイツ経済の墜落はひどい。ロシアが購買力基準でドイツを追い抜いた。
スウェーデンが210年間の中立国原則を捨て、NATOの32番目の加盟国となる。ハンガリー議会が25日、スウェーデンのNATO加入に同意した。ロシア海軍に死活的なバルト海をNATO8カ国が完璧に包囲し「バルト海がNATO海になった」。ロシア国防部はモスクワ軍管区とレニングラード軍管区を14年ぶりに復活させた。
英国の戦略核潜水艦が先月の30日、SLBM試験発射に失敗した。ロシアは22日、最新の核戦略爆撃機TU160Mにプーチン大統領が搭乗したことを公開した。
BRICSのブラジルがイスラエルと断交した。イエメンは、イスラエルを支援する米英と戦争状態だ。一部の産油国はドル決済を回避し、フランスの旧植民地だった一部のアフリカ諸国はフランス通貨と連結された自国通貨(CFA)を変えた。
この戦争を通じてこれまで隠されてきた西欧の違法と偽善、偽プロパガンダなどが暴露され、グローバルサウスと西欧の距離は決定的に遠くなった。米・英の情報・認知操作は道を過ぎた。
米国は世界を騒がせた中国のスパイ気球が偽のニュースだったと告白した。
NATOが起こしたユーゴ内戦で、国際司法裁判所の監獄で裁判を受けたミロセビッチなどセルビア政治家たちが獄死した。ところが彼らは死後も続いた裁判ですべて無罪が宣告された。
西欧はシリアのアサド大統領を化学兵器で自国民を虐殺したと攻撃してきたが、化学兵器禁止機関(OPCW)は22日、2015年9月のシリアのマレアで発生した化学兵器攻撃の加害者としてISILを指摘する報告書を発表した。アサド大統領を悪魔化、攻撃してきた西欧諸国のメディアは、米・英情報機関の支援を受けてきたとされるISILの犯罪を指摘したOPCW報告書は黙殺する。
収監中のナワリヌイが死亡するやプーチン大統領が殺したとキャンペーンを展開しているが、米国はいざ自国民がゼレンスキー側に逮捕されたときに救出しようとせず、刑務所で死んでも抗議しなかった。米国メディアは報道もしない。
プーチン大統領が金正恩にロシア産最高級セダン(防弾車)アウルスを贈った。韓日米は22日、東京で対ロシア戦戦略物資輸出統制協力を強化する会議を開いた。