監察委委員長立候補者 金春植氏

混乱の真相究明が必要
日付: 2024年02月20日 12時37分

 3年間の混乱について一方の当事者としてお詫び申し上げる。
12日の合同演説会・名古屋大会のあと、選管から最終学歴証明書を提出するよう要請があった。私たちは候補者として認定されている。これは選挙への介入ではないだろうか、強く抗議申し上げる。
3年間苦しく悔しい思いをした。中央3機関役員としての12年の経験を踏まえ、混乱は2度とあってはならないと反省している。前代未聞の事態があまりに多かった。このために混乱の真相究明が必要だ。
昨年12月の臨時中央大会は、全国の団員が民団への危機を感じ、怒りを持って開催した。3年にわたる執行部の規約無視と独裁的運営に対して地方本部が立ち上がった行為だ。
前回の中央委員会は突然書面開催に変更された。これは議論を封殺した行為だ。
同中央委員会で監察委報告が削除された。都合が悪いからなのか。これは3機関長制度の否定ではないか。
議決機関による33人の権利の剥奪もあった。民主的組織運営とはいえず、独裁的でおかしい。
昨年12月に開催された臨時中央大会は民意による自然の流れであり、団員の怒りの発露だった。
3年にわたる混乱から学んだことは規約の不備による悪用を許してしまったことだ。今の規約ではこのことに対応できない。是々非々で、団員が主権者として尊重される民団に改革する必要がある。民主的で開かれた民団としていく。民団発展のためがんばりたい。

 

 多仁面国民小学校、東京韓国学校、江戸川区立第5中学校、都立墨田工業高校定時制、上武大学卒。民団江戸川支部支団長、民団東京監察委員、民団中央監察委員などを歴任。

金春植氏


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