都内の趙善玉料理研究院で11日、韓国のお雑煮「トックク」を無料で配るイベントを開催。170人が会場に詰めかけた。
韓国ではソルラル、中国で春節などと呼ばれる旧正月には、東アジアで伝統的な行事を執り行うことが多い(日本では節分など)。
日本で元日に雑煮を食べるのと同じように、韓国ではソルラルに濃厚な牛テールスープにスライス餅を入れた「トックク」=写真=を食べる風習がある。
主催者の「大韓民国韓国料理フォーラム」は、「韓国料理を通じて韓国文化を世界に知らせること」「韓国料理の世界化の実現」を目指している。社団法人「日韓農水産食文化協会」の会長も兼任している趙善玉さんは、フォーラムの日本支社として自身の研究院を経営。韓国の食文化を身近に感じてもらうため、例年の「トックク」配食会を10年間続けているという。