都内のホテルで先月18日、一般社団法人「在日本韓国人連合会」(金雲天会長)の新年会を開催。会場に関係者120人が集まった。
国旗敬礼、国歌斉唱、在日同胞戦没者や元日の能登地震被災者への黙とうに続いて、開催者があいさつした。
金会長はあいさつの中で、会として韓日の同胞社会で取り組むべき目標や課題について話した。
また来賓祝辞を述べた金淳次・東京韓国商工会議所会長は、昨年中に日本社会で韓国への関心が高まったことを振り返り、今年行われる第22代国会議員選挙や、パリで行われる33回オリンピックなどの重要行事に触れ、「韓日だけでなく、世界を豊かにする取り組みを金雲天会長の温かなリーダーシップのもと担って欲しい」と期待を寄せた。
続いて会の取り組みを紹介する動画上映を行った後、在日同胞の学生に向けて支給された奨学金の授与式を行った。1人につき12万円の支給となる今回の奨学金は、東京韓国学校中・高等部から5人、青丘学院つくば中・高等学校から3人が受給した。
金会長は一般社団法人「愛の分かち合い」というボランティア団体の会長も兼任しており、能登半島地震の被災者に対する寄付を行ったことを報告した。
金雲天会長から奨学金を授与された在日同胞学生たち