監察委員長 候補者
金 春 植(77歳 現 中央本部 監察委員長)
親愛なる中央委員・代議員ならびに選挙人、そして組織幹部の皆様!
在日同胞の地位向上と民団組織発展のため皆様のご尽力に心から敬意を表します。
私は、来る第56回定期中央大会に監察委員長に立候補しました。
ここに私の立候補に際しての所信を明らかにし、皆様のご支援をお願い申し上げる次第です。
私は、支部監察委員長、支団長、東京本部監察委員、中央本部監察委員(3期)、現在は監察委員長として活動してきました。
この間、組織の第一線で団務運営にかかわり組織発展の一助になればと誠心誠意努力してきました。
次の3年間は全国の団員の力量を総結集して、団員あっての支部、支部あっての地方本部、そして地方本部あっての中央本部、団員が民団の主権者、主人公として開かれた民団に改革できるよう全力で頑張っていきます。
私は、民団の執行機関・議決機関・監察機関の三機関分立制とは、規約に基づき各機関の職務範囲と権限を定め、各機関の相互牽制によって職務を遂行し、一部の人達への権限と権力の集中を防ぎ、民主的な組織運営を行うためのものであると思います。特に、監察機関は団員の権利、義務、懲戒処分に関する決定を行い、組織の秩序と統一性を維持する権限をもつため、「不羈(ふき)独立」のもと、その独立性が保護されることにより、厳正中立、公明正大にその権能を執行しなければならないと考えます。
監察委員会は、各級組織で組織上問題がおきたときには、事実を調査し規約にのっとり、厳正中立の立場で迅速に問題に対処し、組織運営における葛藤と対立による組織混乱を未然に防止しなければならないものです。
私は、皆様に民団組織の健全な発展と真に民主的で開かれた民団のために次の約束をいたします。
1:監察機関は、「不羈(ふき)独立」の基本理念に基づき、厳正中立、公明正大、なおかつ迅速に決断します。
2:監察機関は、是々非々の姿勢で執行機関、議決機関とも協議しながら協力していきます。
3:3年間の混乱に対する真相究明委員会(仮称)を設置します。
4:ヘイトスピーチ処罰法成立に向けての運動に取り組んでいきます。
私は、以上の所信をもって監察委員長に立候補しました。
親愛なる中央委員・代議員ならびに選挙人の皆様、なにとぞ私の基本姿勢にご理解を賜りご支援をお願い申し上げます。
■プロフィール(組織経歴)
2004〜2007 江戸川支部支団長
2007〜2009 東京本部監察委員
2012〜2021 中央本部監察委員
2021〜 現中央本部監察委員長
金春植氏