韓国銀行(中央銀行)は25日、2023年第4四半期(10~12月)の実質国内総生産(GDP、速報値)を0・6%増(前期比)と発表した。これにより23年通年のGDPは1・4%ととなった。
四半期ベースの成長率は輸出の急減により22年第4四半期は0・3%減とマイナスだったが、23年第1四半期(1~3月)には0・3%のプラスに転じ、第2四半期(4~6月)、第3四半期(7~9月)ともに0・6%増だった。
プラス成長は維持したものの、22年の2・6%より低く、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった20年(マイナス0・7%)以来、3年ぶりの低水準となった。