【映画】『犯罪都市 NO WAY OUT』

怪物刑事が最強の敵に立ち向かう
日付: 2024年01月30日 09時39分

 怪物刑事の鉄拳が犯罪組織を撃ち破る。第3作となる『犯罪都市』シリーズの最新作がついに日本上陸。
ベトナムでの一斉検挙から7年後。マフィアも恐れる”怪物刑事”マ・ソクト(マ・ドンソク)は、ソウル広域捜査隊に異動し、ある転落死事件を担当していた。捜査を進めるうちに、事件の背後には新種の合成麻薬と、日本のヤクザが関わっているという情報をつかむ。
一方、麻薬を盗んだ組織員たちを処理するため、極悪非道な”ヤクザの解決屋”リキ(青木崇高)が一条親分(國村隼)の指示のもと、ひそかにソウルへと送り込まれていた。さらに消えた麻薬の奪取をもくろむ”汚職刑事”チュ・ソンチョル(イ・ジュニョク)も加わり、事件は三つどもえの争いに突入、2人の最強の敵を前にマ・ソクト最大のピンチが訪れる!
1作目『犯罪都市』(2017年)の韓国チャイナタウン摘発から始まり、2作目『犯罪都市 THE ROUNDUP』(22年)のベトナムでの凶悪犯との死闘を経て、本作では新種薬物事件の背後でうごめく、日本のヤクザと汚職刑事たちがマ・ソクトの前に立ちはだかる。
過去2作品と同じく、マ・ドンソクは主演とプロデュースを務めた。日本刀でかつての仲間さえ躊躇なく切って捨てる、非情なリキ役を演じたのは韓国映画初挑戦となる青木崇高。もう一人の敵チュ・ソンチョル役を演じたイ・ジュニョクは、本作のための厳しいトレーニングで20キログラム以上の増量を行い、新たな顔を見せた。さらに、マ・ドンソクたっての依頼で國村隼がヤクザの親分役としてカメオ出演。強烈なインパクトを本作に与えている。
韓国では公開1カ月で動員1000万人、興行収入100億円を突破、韓国初となるシリーズ累計動員3000万人超を記録する新たな歴史を築いた。
『犯罪都市』シリーズの重要な核となるホ・ミョンヘン武術監督は、マ・ドンソクの代名詞でもあるボクシングアクションの打撃感を強化し、さらにチュ・ソンチョルとリキの威圧的なアクションデザインの構成に力を入れた。パン・ギルソン美術監督は空間デザインに工夫を凝らし、狭い空間でのアクションもしっかりと見せられるようにした。スピード感のある展開と編集によって、観客の目を楽しませたキム・ソンミン編集監督、ナム・ジス衣装監督によるスタイリングなどが複合的に交わり、第3弾ならではの一味違う雰囲気を作り上げた。
マ・ドンソクは「『犯罪都市』シリーズは彼らがいなければ完成することはなかった。共に苦労した俳優だけでなく、こうして見えないところで努力してくれる全てのスタッフに感謝するとともに、一作品一作品しっかりと観て欲しい」と語っている。

公開を目前に控えた2月中旬、豪腕刑事マ・ソクトを熱演するマ・ドンソクの公式初来日が決定。さらにシリーズ第1作で助監督、第2作と本作で監督を務めたイ・サンヨン監督も来日する。2月14日にグランドシネマサンシャイン池袋IMAXシアターで開催されるジャパンプレミアと、15日に丸の内ピカデリーでの特別上映会で、共演の青木・國村両氏と舞台挨拶で登壇する予定。舞台挨拶のチケット情報について、詳細は後日発表される。
公開=2月23日(金)新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国公開。
公式HP=https://hanzaitoshi3.com

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