在外同胞の保護と支援を強化

在外同胞同胞庁長 李基哲
日付: 2023年12月28日 09時56分

 尊敬する在外同胞の皆さま、2024年甲辰明けましておめでとうございます。皆さまの夢と希望が成し遂げられる一年になることを心からお祈りします。
昨年、世界はコロナの苦しみから抜け出したものの、ウクライナとロシアの戦争とイスラエル戦争で国際経済が低迷するなど、依然として不安定な状況です。
しかし、わが民族は危機のたび互いに助け合い、団結して多くの困難を克服しました。その特有の民族性のもとに、新年には大韓民国と在外同胞の方々により嬉ばしいニュースが一層聞かれますことを希望します。
尹錫悦大統領は昨年6月5日、大統領選挙の公約で在外同胞の長年の願いであった在外同胞庁を設立しました。同胞の皆さまに長らくお待ち頂いた分、在外同胞庁は大韓民国国家の地位に相応しいように、在外同胞の保護と支援を強化します。
とくに同胞の皆さまのアイデンティティーを養い、母国との交流協力を促進するのに積極的に取り組みます。また、在外同胞社会の心強い垣根や代弁者としての役割を忠実に遂行するよう努力します。過去26年間に在外同胞財団へ送って下さった声援にも深く感謝致します。
昨年は在外同胞庁が発足し、さまぞまな意義ある行事が進行しています。原爆被害者の皆さまの母国訪問があり、世界韓人会長大会では「政府との対話」の席が設けられました。また、歴代初の世界韓国人ビジネス大会(韓商大会)が海外(米国のオレンジ郡)で開催し前年比で参加企業数3・8倍、相談件数4・6倍、相談金額1・6倍となるなど、過去最大の成果を収めました。今年もよい機運を持続できるようにあらゆる行事の準備に全力を尽くします。
今後も私をはじめとするすべての在外同胞庁職員は、同胞の皆さまの声にさらに耳を傾けます。また、敷居の低い機関、爪の下のとげを抜く機関となっていくことをお約束します。
2024年の1年間、大韓民国と在外同胞庁に変わらぬ声援と共助をよろしくお願い申し上げます。在外同胞の皆さまのご家庭や職場に健康と幸福があふれていきますことをお祈りします。


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