韓国で流行の新造語

日付: 2023年11月14日 10時42分

■공시생 コンシセン

 「公務員試験準備生」のこと。韓国では就職先として公務員(コンムウォン)の人気が日本と同様に高く、試験の競争率も非常に高い。公務員の新規採用は大きく5・7・9級に分かれている。
■놀토 ノルト

 「よく遊び・よく休む土曜日」のこと。韓国の学校では2005年から隔週で、12年からは毎週、土曜日が休校となった。当時の学生が主に使っていたが、ここ10数年では週5日勤務体制で働く社会人の間で広く使われている。
■엄친아 オムチナ

 一般家庭で、母親が子どもを叱る際などに使われる言葉。「お母さん」という意味の「オンマ」、「友達」の「チング」、「息子」の「アドゥル」の3つの頭文字が合わさってできた造語。直訳では「お母さんの友達の息子」だが、「なんでもできる完璧な子ども」「いくら頑張っても勝ち得ない存在」という意味。比較対象として会話中に使う。
■읽씹 イクシプ

 「既読無視」のこと。「イクシプ」は「イルコ・シプキ」の略で、直訳では「読んで咀嚼する」。日本における新語の「既読スルー・既読無視・KS」にあたる。受信したメッセージを読んだにも関わらず、返信しないことを否定的な意味を込めていう言葉。


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