釜山・対馬で韓日学生交流

あおい文化交流研究所が主催
日付: 2023年11月14日 10時33分

 一般社団法人あおい文化交流研究所は9~12日の4日間、「朝鮮半島由来文化財を知るための釜山・対馬国際ワークショップ2023」を開催した。
今回のワークショップでは文化財を糸口にして互いの歴史を学び、相互理解を深めることが目的であると、青嶋昌子・あおい文化交流研究所理事長は話した。
初日の9日には韓日の学生9人ずつ計18人が釜山で合流し、鄭仁盛・嶺南大学教授の特別講義を聴講した後、国立金海博物館を見学した。
2日目となる10日は、釜山港から船で対馬の比田勝港へと移動した。
宿所の「みどりゲストハウス」を経営する崔龍五さんが「対馬から見た韓日交流の21世紀」と題した講演を行い、対馬と韓国の関係や歴史、今後の展望について話した。質疑応答には韓日関係だけでなく、多岐にわたった質問が飛び交い、参加者の意欲の高さを示した。
11日と12日はフィールドワークがメインとなり、対馬の展望台から釜山を望んだり、さまざまな神社・仏閣を訪れたりするなど、韓日両国の学生による交流の特別な機会となった。

対馬の展望台から釜山を望む韓日学生たち(あおい文化交流研究所提供)


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