子どもたちの交流を図り夢を育む
都内の中国文化センターで16~20日、「第11回日中韓児童友好絵画展 東京展」がNPO法人社会教育団体ベルポ会の主催で開かれた。
「日中韓児童友好絵画展」は2013年、上海市人民対外友好協会の呼びかけにより財団法人釜山国際交流財団が加わったのを契機として、3カ国による展示会が開催された。
それまで日中間での友好行事であった交流の輪に韓国が加わり、今日に至るまで10年間にわたり、東アジア3カ国の子どもたちの作品が日本各地・上海市・釜山広域市で巡回展示されている。「ベルポ会」自体は今年、創立50周年を迎えた。
企画の開催趣旨は、美術教育の一環である絵画という共通の文化を通じて、日本・中国・韓国の次世代を担う子どもたちの交流により、3カ国の相互理解と教育・文化事業の促進を図り、世界平和への夢を育むことを目的としている。
今回は応募総数1892点の中から、入賞作品147点が決定した。5月の釜山展を皮切りに今年の絵画展企画がスタートした。
東京展以降の日本での開催スケジュールは、北九州展(八幡西生涯学習センター)と東福岡展(リーパスプラザこが)が11月に予定されている。
韓国の子どもたちによる絵画作品では2030年に計画されている釜山エキスポを周知する作品が目立った