21世紀韓日パートナーシップ共同宣言

日付: 2023年10月17日 13時05分

 ■21世紀韓日パートナーシップ共同宣言 「韓日共同宣言―21世紀に向けた新たな韓日パートナーシップ―」が正式名称。韓日両国の公式外交文書に初めて、歴史認識が盛り込まれた。繰り返されてきた対立に終止符を打つことを目的としている。1998年10月8日、日本の小渕恵三首相と韓国の金大中大統領との首脳会談において署名された。小渕首相は「過去の一時期、韓国国民に対し、植民地支配により多大な損害と苦痛を与えた歴史的事実を謙虚に受け止め、これに対し、痛切な反省と心からのお詫び」を表明した。表明を評価した金大統領は「過去の不幸な歴史を乗り越えて和解と善隣友好協力に基づいた未来志向的な関係を発展させる」とした。21世紀に向けて政治、経済、安全保障など、幅広い分野で未来志向の関係を構築することを確認している。具体的には首脳間の相互訪問の定期化、閣僚級懇談会の早期開催などに加え、大統領が韓国国内で規制していた日本の大衆文化の受け入れなどを表明。2002年開催のサッカーワールド杯共同開催もあり、「未来志向」や「日韓新時代」が強調された。


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