李在明裁判を遅延させる判事

司法の正常化は絶望か
日付: 2023年10月17日 12時38分

 韓国社会の混乱は、法治の混乱、裁判官の堕落が構造的かつ決定的な原因になっている。コンピュータシステムを操作して不正選挙を恣行、当選者を選択的に決める選管委も、裁判官たちの庇護があってこそ、不正・操作選挙が可能だ。
そして、裁判官の政治的裁判がもはや日常化している。李在明の場合は現在、2つの裁判が2つの法廷で進行中だ。ソウル中央地裁の第34刑事部の姜圭泰部長判事が裁判長である法廷で、公職選挙法違反の刑事裁判が進行中だ。同じソウル地裁の第33刑事部の金東鉉部長判事が裁判長である法廷では大庄洞、城南FC、柏洞不正に関する刑事裁判が進行中だ。
この2つの裁判はあまりにもゆっくりと行われている。公職選挙法裁判は、法的に1審宣告期限は今年の3月8日だった。大庄洞裁判は、今年3月に起訴されてから7カ月後に開かれた。
この正式裁判はわずか1時間20分で終わった。被告人が自作自演した健康問題を理由に早期終了を要請したためだ。はたして一般人の刑事裁判で、このような進行が可能だろうか。李在明が来年の総選挙で出馬できるように裁判を遅らせているとみなすしかない。
ろうそく暴乱・政変で、違憲不法に弾劾された朴槿惠元大統領は、拘束状態で週4日、1日10時間ずつの裁判を受けた。裁判の途中で倒れたが、この殺人的裁判は続いた。裁判官が裁判を殺している。


閉じる