文前政権、朝総連に税金支援

文化イベントに1億2150万㌆
日付: 2023年10月10日 12時38分

 文在寅政権が行った「9・19南北軍事合意」など反逆、与敵行為がまだ法的に断罪されていない中、文化体育観光部の傘下機関は、朝鮮労働党日本支部の朝鮮総連傘下団体に4年間、国費を支援したと朝鮮日報が10日、報道した。朝総連は、朝鮮労働党、韓統連と共に「反国家団体」だ。
「国民の力」の裵賢鎭議員室は9日、文体部傘下の韓国文化芸術委員会(文芸委)が2019年から22年まで4年間、朝総連傘下である「福岡朝鮮歌舞団」が参加する文化祭などを釜山で開催、1億2150万ウォンを支援したと発表した。福岡朝鮮歌舞団は言うまでもなく朝総連傘下だ。
朝総連と接触する場合、南北交流協力法により、統一部に事前接触申告をせねばならない。しかし、今回の件に関連するいかなる連絡や届出も提出されておらず、接触過程から支援まですべてが違法に行われたという。文芸委は、南北文化芸術交流支援事業の一環として19年「一緒にしましょうコンサート統一、朝鮮学校が好きです in Busan」から、22年「ワンコリア(Corea)サイパー釜山」まで毎年、公演を支援した。文芸委に提出された交付金支援申請書には「福岡朝鮮歌舞団は北韓の民族芸術を受け継いだ芸術団」と紹介された。
文体部側は「利敵団体や反国家団体支援の内訳があるか」という質疑に「該当事項なし」と答え、反国家団体に国税が投入された現況も把握していなかった。南北文化芸術交流支援事業は、今年からは予算編成がない。駐福岡総領事館や事なかれですませた民団にも責任があるだろう。


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