９日午前１０時から、学校法人白頭学院ピロティー前に完成した新教育棟２階アクティビティルームで竣工記念式典が行われた。
設計監理、建築工事、備品など総額１憶２０００万円の費用のうち、３分の２は李熙健韓日交流財団の寄付で賄われ、さらに韓国教育財団の徐東湖理事長の寄付、学校の自費などにより建てられた。
１階には体育倉庫と部室、２階には防災用品の収納とアクティビティルーム（多目的室）、３階にはシャワーブースのついた男女更衣室が設けられている。
竣工式は伝統芸術部による祝賀特別公演で始まり、李熙健韓日交流財団の李薫顧問、韓国教育財団のチェ・ミョン部長を始め、民団大阪府本部鄭炳采副団長、工事関係者など内外から３０人近くが参席して行われた。テープカットは吹奏楽部によるファンファーレとともに行われ、建国らしい竣工式典となった。
当初は寄宿舎を建設する計画であったが、コロナの影響や建築費の高騰などもあって今回の形となった。生徒にとって学校生活の環境がより改善されたものとなった。　　（大阪＝韓登）
竣工式に出席した参加者ら