金嶋グループが紺綬褒章

長年の社会貢献で
日付: 2023年08月29日 13時10分

 金嶋観光グループの金嶋昭夫会長の長女である田中美穂子さんが経営する「秀美」(同グループ子会社)は17日、日本赤十字社東京都支部で紺綬褒章を受章した。
紺綬褒章は、寄付などの社会貢献が著しい者に対し、審査を経た後に授与されると太田博・日本赤十字社東京都支部事務局次長は話した。
「秀美」で働く全ての従業員の給料から、毎月一人当たり300円が赤十字社へ自動的に寄付される仕組みになっている。蓄積された寄付金が所定の金額に達し、審査期間を経て、今回の受章に至った。
寄付金積み立ての仕組みを考案したのが金嶋会長であり、グループ全体を通じて、赤十字社への継続的な寄付活動を続けているという。「人災はいつの時代もつきものであるが、赤十字社を通してでなければ、できない寄付がある」と話した。
また金嶋会長は、「私たち企業人は、日本の社会に住まう不特定の多くの方々から利益を頂いている。『社会は私を見捨てていない』と誰もが思える環境を、弱者の芽がつまれることなく、正しく生きていける世の中を作っていくため貢献したい」と語った。

日本赤十字東京都支部で太田事務局次長(左)から親子で表彰を受ける


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