鄭律成を称える光州に批判高まる

「歴史公園」の造成を推進
日付: 2023年08月29日 12時53分

 「5・18精神」で韓国社会を分裂と葛藤に追い込む光州市の姜琪正市長(文在寅の政務首席出身)が大韓民国を決定的に攻撃する反逆に乗り出した。
姜琪正は、光州で生まれた中国人の鄭律成(1914~76、鄭龜模、鄭富恩)を追悼、称える「歴史公園」の造成を大々的に推進している。
中国共産党員だった鄭律成は、中国人民解放軍の行進曲と北韓の朝鮮人民軍行進曲を作曲した。彼の中国人妻の丁雪松が中国首相の周恩来の養女で、鄭は中共党の有力者だったという。
鄭律成は、6・25戦争のときは、中共軍創作組と一緒にソウルに来て宗廟祭礼楽など朝鮮時代の宮廷楽譜まで略奪した。鄭は56年中国に帰化、中共革命烈士墓に埋葬され、2009年「新中国樹立英雄100人」に選ばれた。
光州市が税金で造成した「鄭律成路」では、中国人民解放軍歌が聞けるボタンがあるという。大韓民国の自由民主主義と建国を否定する象徴物だ。湖南の一部市民団体と右派人士たちは「国家のアイデンティティーを否定するもの」とし、鄭律成記念公園事業の白紙化を要求した。全国学生守護連合光州支部の学生たちは鄭律成路が「光州の既成世代が支配している時代錯誤的象徴資産」と糾弾した。
国家報勲部関係者は「文在寅前大統領が訪中の際、言及した鄭律成が当時、国家有功者叙勲を受けられなかったのも、彼が戦争の時、侵略者の北・中共軍の核心人物だったうえ、占領軍として文化財略奪までしたため」と話した。朴敏植報勲部長官も鄭律成公園の造成を阻止すると言った。


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