韓国が西海に墜落した北偵察衛星を回収

日付: 2023年06月27日 13時07分

 韓国軍は先週、北韓が5月31日、西海で発射した「萬里鏡1号」(偵察衛星)を引き揚げたことが分かった。韓国軍は去る15日には西海で北側の「千里馬1型」の宇宙発射体の2段ロケットなどを引き揚げ、現在分析中だ。韓国軍の合参は、メディアの取材は確認できていないが、韓国海軍が西海で新たに引き揚げた北側の宇宙発射体の部品の中には重量300キログラムの偵察衛星が含まれ、国防研究所(ADD)で韓米が共同で分析しているという。部品数2万余りの乗用車も作れない北韓側が、30万個以上の部品が必要な宇宙発射体の製作にすべての力量を投入しただけに、韓国は「萬里鏡1号」(写真は金正恩が5月16日に視察した場面)の分析を通じ、北側の技術水準はもちろん、設計や部品などに関する情報を把握できる。


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