南道地域の伝統芸能披露

韓国国立南道国楽院が大阪初公演
日付: 2023年06月13日 10時56分

 韓国国立南道国楽院は3日、大阪市中央区のクールジャパンパーク大阪WWホールで、「韓国の文化遺産、南道の生と芸術」をテーマに大阪で初の公演を開催した。
主催は大阪韓国文化院(鄭泰九院長)で、35人からなる団員が、ユネスコ無形文化遺産の「カンガンスルレ」や「パンソリ」をはじめ、珍島シッキムクッ、珍島太鼓舞、器楽合奏南道クッコリ、民謡舟歌・新舟歌・珍島アリランなど南道地域に伝わる様々な伝統芸能を披露した。
国立南道国楽院は韓国の文化体育観光部所属の国立音楽機関で、全羅南道の珍島で2004年にオープンした。
大劇場の珍楽堂、野外公演場のタルピッマダン・ピョルピッマダン、宿泊施設のサランチェなどの施設を擁し、自然豊かな環境で、南道地域の伝統芸術を保存・伝承・再創造することを使命とし、教育・研修、公演、研究など多様な事業を展開している。(大阪=韓登)

南道地域に伝わる様々な伝統芸能を披露する国立南道国楽院


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