「山清エキスポ」を訴求

都内でPRイベント
日付: 2023年06月06日 12時14分

 台風2号が猛威をふるった今月2・3日、今年9月15日から10月19日まで韓国の慶尚南道で開催される、「2023山清世界伝統医薬抗老化(アンチエージング)エキスポ」(以下、山清エキスポ)を告知するためのイベントが、都内で開催された。
山清エキスポは、東医宝鑑村の一帯で世界30カ国が参加し、35日間にわたって開かれる。
2日は広報向けのイベントで、日本側では旅行代理店関係者が多く集まった。
山清エキスポの成明河広報部長は冒頭挨拶で「韓国では『雨の日に引っ越しをすると金持ちになる』と言われている。今日ここまで足を運んでもらっただけで、運気が上がったのでは」と参加者を労った。
今回の山清エキスポのように正式名称が長いもの、開催地が山の中であることはまれであるとし、開催が認められ国から支援を得ることができた理由を「韓方医学の発展のため」と説明した。
続いて、山清エキスポ広報担当のチョ・ドギョンさんが「山清は『ヒーリング一番地』『韓方薬草のふるさと』。13年にも有名な医学書である『東医宝鑑』の発刊400年とユネスコ世界記録遺産登録を記念して『伝統医薬エキスポ』が開催された」と述べた。
その後、メイン会場となる各施設の紹介や説明、会場からの質疑応答が行われた。
3日は一般参加者向けのイベントが開催された。説明会の前に、韓方を身近に感じてほしいという主催者の考えで韓国料理家・張琴順さんが作った生姜やシナモンなどを使った伝統茶「スジョンガ」を飲むところから会が始まった。
韓国での韓方に対する考え方では、日常の料理でも「未病」という病気にかかりそうな直前を大事にしているということが伝えられた。韓国に行ったことがない参加者も多く、伝統茶と菓子を食べながらの韓方の説明に、高い関心が寄せられた。
その後、1日目のイベントと同様に山清エキスポ広報チームが登壇してプログラムを紹介した。
会場となる東医宝鑑村一帯では、会期中は韓方薬を包む体験や韓方医による診断、コンサートなど多くのプログラムが用意されているとのこと。
山清一帯が韓国最大のパワースポットであることがあわせて紹介された。

 3日開催の一般向けイベント


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