地方の個別支援重視

オリニ事業セミナー
日付: 2023年06月06日 11時14分

 第3回オリニ事業促進セミナーが5月13、14日、東京都港区の韓国中央会館で開かれた。次世代育成に取り組む各地の指導者を対象とし、7地方本部から文教担当者や講師らが参加。コロナ禍で停滞している事業の現状把握と再構築のほか、情報交換を行った。
とくに団員数の不足で、自力での活動が困難になった地方への個別支援を重視している。オリニ事業はコロナ禍で行事を縮小させてきたため、地方と中央で格差が生じている。
従来、韓国籍の特別永住者と永住者をメインに置いてきたが今後、日本国籍同胞や新規定住者同胞にも広げていく。
事業形態としては、夏季学校、キャンプ、遠足、バスハイク、食事会、クリスマス会などを挙げた。各地の韓国教育院、青年会などの各級組織との連携も呼びかけた。また、韓国文化体験教室を全国化していく。
対象となるのは主にオリニとその家族だが、高齢者にも参加を呼びかける。オリニ事業運営に関わってきた青少年や留学生を運営補助要員とし、将来の幹部候補生として育成する。


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